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成人発達理論

 発達、というと子どもが大きくなる姿を想像する方もいるかもしれませんが、人は大人になっても、その知性や能力を一生をかけて発達させていきます。そのことについて研究しているのが「成人発達理論」という分野です。

 

 私はかつて学生時代に、発達心理学を専攻していました。発達心理学の分野で有名な人の中に、ジャン・ピアジェとエリック・エリクソンという人がいます。ピアジェは、人が生まれてからどの様に認知構造を発達させるのかについて研究し、エリクソンは、人生を8つのステージに分け、それぞれの段階で獲得すべき発達課題があるとしています。他にも、様々な面から「発達段階」を示したものがありますが、それらの多くは”年齢と共に発達段階も上がっていく” という見方をしています。

 

 しかし、それらの見方では答えられない疑問が私にはありました。それは、「正比例の様に、年齢と共に発達しているのなら、なぜ ”あの人は年齢の割に成熟している” とか ”いい歳して幼稚な子どもの様だ” という言葉で形容される人がいるのだろう?」ということです。

 

 成人発達理論は、その疑問に見事にこたえてくれるものでした。ハーバード大学教育大学院教授ロバート・キーガンの発達理論では、人の成長を「水平方向」と「垂直方向」の2つから捉えています。水平方向の発達とは、知識が増えたり、スキルを獲得したりという量的なものです。垂直方向の発達とは、人としての器が広がったり、物事の認識の枠組みが変化していくような質的なものを指しています。この、「器」が違うので、研修などで同じことを学んでも、その活かし方やアウトプットされるものが異なるんですね。どちらも大切な発達ですが、水平方向=量的な発達をサポートするものは多くあれど、垂直方向=質的な発達をサポートするものはあまり見受けられません。

 

 「成人発達理論 入門講座」では、ロバート・キーガン提唱の成人発達理論を学びます。それは、人生という大海原の上で、航海図を手にするようなものです。今起きている葛藤はどんなサインなのか?この先にどこへ行くのか?まだ実際には「先」が見えなくても「こっちの方向で合っていそうだ」「これは苦しいけれども良いサインだ」ということが分かるだけで、安心して揺らぎ、葛藤することができます。つまり、それだけ深く自分の中に潜り、やがてその段階を超えていくことができるということです。また、この航海図が手にあれば、周囲の人との間に起きていることを理解しやすくなるというメリットもあります。人事やコーチングなどの仕事をされている方だけでなく、自分自身の成長や他者との協働に関心のある方にもぜひ知っていただきたい「航海図」です。

 

 また、入門講座だけでなく、更に自分への理解を深めていきたい方のために、成人発達理論をベースとした対話会なども行なっています

 

成人発達理論 入門講座

成人発達理論をベースとした 対話会

成人発達理論の研修・講座依頼

 

【人はそれぞれ”固有のレンズ”を持っているーどんなレンズがあるの?】

 

段階2 利己的段階、道具主義的段階

 自分中心的な認識の枠組み

 自らの関心事項や欲求を満たすために他者を道具のようにみなす

 

段階3 他者依存段階、慣習的段階

 組織や集団に従属し、他者に依存する形で意思決定する

 組織や社会の決まり事や、慣習を従順に守る

 

段階4 自己主導段階、自己著述段階

 自分なりの価値体系や意思決定基準を持てるようになり、自律的に行動できるようになる

 自分の内側にある声を発見し、それを表明する

 

段階5 自己変容段階、相互発達段階

 これまで頼りにしていた自分の歴史・経験、個性・性格、思い込みや過去の成功など、自分を構成する諸々のものは、虚構の産物であるという認識

 自分が認識できることの全ては、世界の限られた側面しか映し出していないことを知り、生涯続く学びそのものが自分の人生になる