- NaoeKanda
場をホールドする
ここしばらくの間に、いくつかの「場」を持ったのですが
その時に、私は自分の中でいくつかの実験をしてまして
自分の言葉(使う言葉、トーン、量など)や
自分の態度(見た目の態度というよりは、在り方の部分)が
どのように場に影響しているのだろうか?と
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場を開く時には、自分なりの「めあて」のようなものがあります。
で、それをどこに置くか?
割と自分に近いところに置いた時と
割と遠くに置いた時(ロングショット)
時折現れる、「そこにいる全員が無言」の時間を
どのように取り扱うか
そこにいる方々の言葉(発言、質問)を
焦点視野で見るか、周辺視野で見るか
そんな事に変化をつけてみたのですが・・・・
なんと、(いや、当たり前か)
同じことをしているにも関わらず
質感の違う場が創られたのでした
私が目指しているのはこっちだな
とか、そういうことも感じつつ
どちらが良い、悪いではなくて
そこがどんなフレームで存在しているのかとか
そういうことによって使い分けたらいいし
使い分けられるな、これは、と。
それで、一つ一つの場をこうして振り返ることは
ファシリとしての明晰さを保つ、磨く
良いトレーニングになるな、と思い
また一つ趣味が増えたのでした
テクニック的なものも必要だけど
テクニックではどうにもならないものがあるのが
「場」や「セッション」の面白いところ
Naoe