
NaoeKanda
秘密とつながる
どんな家族にも、「あんまり人に言いふらしたくないこと」があると思います。
アルコールやお金の問題、性的なことや精神的な病気のことだけでなく
「実はうちのおじいさんってね・・・」みたいなことまで。
聞かれたら話せるけれども、話すときに羞恥心を感じる
なんてこともあるかも知れませんね。
そしてその、「あんまり人に言いふらしたくないこと」は
家族にとっての秘密です。
ファミリーコンステレーションを学び始めてから
大学の時の心理学の講義のことがより分かるようになりました。
(家族療法や臨床心理のクラスだったと記憶)
集合意識につながっているとか、家族システムとか・・・
当時は「えっ?そんなことってあるのかなぁ?」と思っていましたが
色んな体験やワークを重ねた今ならわかります。
経済的自立、精神的自立、なんにせよ「自立」が求められるこの社会で
私たちはみな、家族の秘密につながっていて、
つながりがあるが故に、なんらかの「うまくいかなさ」を感じている。
そしてそれは、両親から来ているものだけでなく
何世代か前の家族から来ていることもある
故に、どんな秘密とつながっているのか、本人も自覚なかったりします。
(そもそも家族の秘密、恥、なので、分かりにくい)
ファミリーコンステレーションで、座を開くと体感的に理解できるのですが
全てのことには理由があり、何より愛がある。
アタマで考えれば、「そんなことしなくても」「そんな生き方しなくても」でも
私たちの無意識はつながっていて、その人への愛ゆえに精一杯のことをしてしまう。
そして、愛ゆえに担いだ秘密が、返され、癒されないと
また誰かがその秘密をキャリーオーバーしていく。愛ゆえに。
とても説明の難しい、「まずは来てみてよ!」な
ファミリーコンステレーションというワークのことを
たったこれだけの言葉で表すことに、そもそも無理があるのですが
それでも今日は、久しぶりにとある動画を観て、書きたくなりました。
子どもって、すごいなぁ
人って、愛なんだなぁ